朝香療術総合研究所

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むくみ(浮腫)について

症状について  2015.03.31 Tue

むくみ(浮腫)には、一過性のものと病的なものが有りますがその見極めは?
①むくみ(浮腫)の初期には一般に、朝顔がはれぼったい、夕方になると足がむくんで靴が窮屈になる、といった症状が現れます。また、朝に比べて夕方に体重が増えていることが多く(1kg程度は正常です)、飲んだ水分の量に比べて尿の量が少なくなります。

②むくんでいると思われる部分、特に足のすねを10秒以上強く指で押し付けてみましょう。へこみが出来れば、むくみ(浮腫)です。

上記①②に当てはまれば、病的で内科診療を勧めます。
それ以外は一過性のむくみ(浮腫)ですので「 こりとるん 」をお薦め致します。

病的な浮腫の背景には、心不全、肝硬変、薬剤性、特発性浮腫・腎臓病・ネフロ-ゼ症候群などがあります。

むくみと肥満の違い
むくんでいる部分、特に足のすねを10秒以上強く指で押し付けてみましょう。へこみが出来れば、むくみ(浮腫)です。病的なむくみ(浮腫)の場合に体重が3~4日で10㎏も増加することもあります。肥満の場合にはこのようなへこみは出来ません。また、肥満の場合には極端な体重増加は有りません。

むくみ(浮腫)になるメカニズムを徹底解説!
人間の体の約60%が水分です。従って体重50kgの人では、30kg(30ℓ)は水分です。その30ℓの2/3=20ℓ は細胞の中に存在し(細胞内液)、残りの1/3=10ℓが細胞の外に存在しています(細胞外液)。また細胞外液の内、1/4(体重の約5%)は血漿水として血管の中を流れ、残りの3/4(体重の15%)は血管の外で、細胞と細胞の間に存在しています(組織間液)。ゆえにむくみ(浮腫)とは、細胞と細胞の間の水(組織間液)が異常に増加した状態を言います。

むくみ(浮腫)を起こす病気には、肝硬変、薬剤性、原因不明(特発性浮腫)と、腎臓病だけではありません。心不全はでは、心臓の働きが低下し、毛細血管の圧が上昇して血管の中の水分が細胞間質ににじみ出てむくみ(浮腫)が生じます。心不全の場合には全身にむくみ(浮腫)が現れます。又、何らかの原因で、足や手の静脈血の流れが悪くなりますと、静脈に流れ込む毛細血管の圧が上昇し、足や手だけむくむことになります。

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